🌸【道38:思い込み・枠】
「自分の常識をいったん疑う」
(お母さんのための気づきブログ)
最近、小児科で働く友人からこんな話を聞きました。
新生児のNICUに、ある産院から“ギリギリの状態”で運ばれてくることが少なくないと——。
その産院は、
自然派・薬を使わない・穏やかに産める。
お母さんたちの間でも「優しい病院」として人気の場所。
けれど、医療の現場から見ると違う景色もある。
この話を聞いた瞬間、私は改めてこう思いました。
「ああ、この世界は“見方”ひとつで、まったく違う真実に見えるんだな」
■ それは“思い込み”なのか、“刷り込み”なのか
私たちが自然派を選びたくなる理由は、
ほとんどが 「やさしさのイメージ」 です。
- 自然は良い
- 薬は悪い
- 帝王切開は負け
- 病院に頼るのは弱い
こうした価値観って、
実は 小さい頃からの刷り込み であることが多いのです。
そして気づかないうちに、
その価値観が “枠(=自分が世界を見るメガネ)” になっている。
■ 枠があると、正解を一つに決めたくなる
「自然で産むのがいい」
「薬を使わないのが正しい」
枠の中にいると、
どうしても “どちらが正しいか” を決めたくなる。
でも、赤ちゃんは何も言えません。
- 苦しい
- つらい
- 助けて
言葉も表情も、やっと出てくる頃には遅れていることがある。
だから、医療の友人が言っていた一言が刺さりました。
「予防できることが“予防できた”で済むのは、本当に幸せなことよ」
■ 道38は「枠を外す体験」のページ
本の道40にはこう書きました。
🟣【症状】頭の中にずっとこびりついている
🟣【原因】小さい頃からの刷り込みやこだわる癖
🟣【対処法】想定外を体験して枠をはずす
まさに今回のテーマです。
自然派 vs 医療
どちらかが正しいのではなく、
「命を守るために、どちらも味方にできる」
その枠を持てるかどうか。
私自身も若い頃は
「自然のほうが良いに決まっている」と思っていました。
でも、出産も子育ても、いつも“想定外”でした。
だからこそ、枠を広げてこれました。
■ 枠が広がると、生きる世界が広がる
自然も大切。
医療も大切。
そして何より——命がいちばん大切。
この優先順位がスッと定まると、
判断は穏やかになり、
心も軽くなり、
「こうじゃなきゃ」の執着が抜けていきます。
■ えつこのワンポイント(道38版)
「自分の常識をいったん疑う」
これが枠を外す一歩です。
枠が外れると、
世界がまるごと優しくなり、
“器(うつわ)” がふっと大きくなります。
■ 最後に(お母さんへ)
あなたの選択は、どれも間違っていません。
ただひとつ——
赤ちゃんの命を守れる選択ができるお母さんは、最強です。
自然も医療も、
それぞれの良さを知って、
必要な時に必要なほうを選べる。
それが「枠を超えた生き方」であり、
道38のテーマです。

