道17 いい人ぶっている
「いいお嫁さん」じゃなくていい——“いいひとぶる”をやめたら、心が自由になった|道17より
このテーマを聞いたとき、真っ先に浮かんだのは、昔の私でした。
子どもが生まれたばかりの頃、
「週に1回は実家や義実家に子どもを見せに行かなくちゃ」と、
自分で勝手にルールを作って、いいお嫁さんを演じていました。
でも、本当の私は——
帰り道にいつもモヤモヤしていた。
疲れていたし、行きたい時ばかりじゃなかった。
それなのに「いい人でいなきゃ」「そう思われたい」という気持ちが先に立っていたんです。
【“やめてみたら”のその後】
ある時、勇気を出して「いいひとぶるのをやめてみよう」と思いました。
◯ 行きたいときに行く
◯ 無理してまで“嫁”や“娘”を演じない
そんなふうに少しずつ自分の本音に正直に動いてみたら…
「こう思われるかも」
「嫌われるかも」
という被害妄想は、実はただの想像でしかなくて、
「あれ? 意外と大丈夫なんだな」ということを何度も経験しました。
【気づきと今の私】
思えばあの頃の私は、
「ちゃんとしたお嫁さんにならなくちゃ」
「いい人でいないといけない」と気張っていたんですね。
でも今は——
自分の心に正直になって、
“いい人”じゃなく“自分らしい人”でいるほうが、
家族との関係も、自分の心も、ずっとラクになったと感じています。
【あなたへ】
「いいひとでいよう」と無意識に演じていませんか?
気づいたときが“再起動”のチャンスです。
あなたも、少しずつでいい。
本音を大切にして、自分の心に寄り添ってみてくださいね

