【道19】弱さを見せられない

〜プライドが高くなってしまう心のしくみ〜

あるある・症状

  • 人に頼るのが苦手
  • できない姿を見せたくない
  • 失敗するとすごく落ち込む
  • 本当は苦しいのに笑ってしまう

行動として出るもの(症状)


  • 完璧にやろうとする
  • ミスを隠したくなる
  • 素直に謝れない
  • 言い訳してしまう
  • 知ったかぶりをしてしまう

心の状態

  • 「できないと思われたくない」
  • 本当は不安でいっぱい
  • 傷つくのが怖い
  • 認められたい気持ちが強い

チェックしてみよう

  • 「大丈夫」と無意識に言っていない?
  • 人に頼る前に無理していない?
  • 本当は苦しいのに笑っていない?
  • 「ちゃんとしなきゃ」が強すぎない?
  • 一人で抱え込んでいない?

気づき・本質

プライドが高いのではなく、
本当は「傷つきたくなかった」だけ。

弱さを隠すほど、心は苦しくなる。

人は、
完璧だから愛されるのではなく、

「そのまま」でつながれる時に、
安心できる。

本当に強い人は、
弱さを認められる人。

えつこ体験

メンターをしていた頃、ある会員さんとの出来事がありました。

待ち合わせをする前に、
「コピーした用紙を忘れないで持ってきてね」
と伝えていたのですが、その方はどうやら忘れてしまったようでした。

でも、

「忘れました」
「今から取りに行っています」

という連絡はなく、途中から音信不通になってしまったのです。

私は、
「用紙はなくても大丈夫だから、まず時間に来てくれたらよかったのに」
と思っていました。

しばらくして、その方は遅れて到着し、何事もなかったようにコピー用紙を差し出しました。

私は、
「ん?なんか不自然だな」
と感じて理由を聞いたのですが、その場を取り繕うように苦しそうに言い訳をしていました。

でもその時、私はふと、
「昔の自分に似ているな」
と思ったんです。

失敗したことを素直に言えない。
怒られるのが怖い。
ちゃんとしていない自分を見せたくない。

だから、その場をなんとか取り繕おうとしてしまう。

実は、昔の私もそうでした。

でも本当は、

「忘れました」
「間に合いません」
「困っています」

と、そのまま伝えてくれたら、一緒に方法を考えることができるんですよね。

だから私は、

「今後は、素直に謝るか、その時の状況をそのまま伝えてね。
“ほうれんそう”をしてくれたら、対処法は一緒に考えられるから」

と伝えました。

その方は当時、プライドが高く、二世帯での暮らしや旦那さんのご両親との関係もうまくいっていない様子でした。

でも今では、一緒に活動をしながら、自分の思ったことも話せるようになり、素直さも増え、法人の理事として支えてくれる存在になっています。

私はこの経験を通して、

“素直になること”は負けではなく、
人と信頼関係を作るために大切なことなんだ

と改めて感じました。

みんなの体験(ともさん)

沖縄に来たばかりの頃、職場で
「担当しているクラスは大丈夫?」
と、気にかけて声をかけてくれる同僚がいました。

今振り返ると、その言葉は優しさだったのだと思います。
でも当時の私は、

「慣れない中でも一生懸命やっているのに…」
「下に見られている気がする…」

そんな気持ちになって、素直に受け取ることができませんでした。

本当は不安だった。
でも、その“不安”を見抜かれることが恥ずかしくて、図星を言われるほど心がザワザワしていたのだと思います。

「大丈夫な自分でいなきゃ」
「弱いところを見せたくない」

そんな“変なプライド”があって、人の言葉を受け止める余裕がありませんでした。

etsuko365に出会ってからは、普通ならあまり言ってもらえないような、自分の根っこにある部分や、耳が痛いこともたくさん言ってもらいました。

その時は、受け止めるよりも先に、

「言われた…」
「恥ずかしい…」
「情けない…」

そんな気持ちでいっぱいになることもありました。

でも、そういう経験を何度も重ねるうちに、少しずつ、人目を気にしたり、自分を隠そうとするプライドが小さくなっていったように思います。

そして何より、自分が本当に困った時、いろんな場面で誰かが手を差し伸べてくれたことで、

「助けてもらえるってありがたいことなんだ」
「私は一人では生きていけないんだ」

と、自分の小ささや、人の温かさを感じるようになりました。

今は、“弱さを見せられること”も、強さのひとつなんだと思えるようになっています。

動画・音声

隠すことに必死だった20代の私

処方箋

  • できない自分も責めない
  • 信頼できる人に本音を少し出す
  • 一人で頑張りすぎない
  • 泣きたい時は我慢しない

小さな肯定

  • 無理していたことに気づけたね
  • 強く見せなくても大丈夫
  • そのままでも価値はある
  • 弱さがあるから人は優しくなれる

図解

隠している時(苦しい)さらけ出した時(安心)
鎧を着て一人で戦っている鎧を脱いで手をつないでいる
失敗 = 自分の価値が下がる失敗 = 誰かと協力するきっかけ
評価を気にする「点」の付き合い信頼でつながる「線」の付き合い

補足(この道とつながる考え方)

つながる道:

  • 道18 いい人ぶる私をやめる
  • 道15 人と比べて苦しくなる
  • 道16 イライラ
  • 道17 うまく言えない
  • 道20 義務感
  • 道35 客観視
  • 道37 完璧主義
  • 道49 本当の自分を知る

まとめ・ポジション

似ている考え方

アルフレッド・アドラー

  • 劣等感
  • 承認欲求
  • 「認められたい」気持ち
  • 強がる心
  • 他人の目を気にしてしまう苦しさ

を心理学として整理した人。

「嫌われたくない」が強いと、
本当の自分を隠してしまうという視点。


Brene Brown

「弱さを見せられることが、本当の強さ」

というテーマで有名。

完璧を目指し続ける苦しさや、
“ちゃんとしていないと愛されない”
と思ってしまう心を研究している。


えつこのポジション

えつこさんは、
この二人のように「理論」だけで伝える人ではなく、

“体験を通して伝える人”

です。

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