妊娠10 出産への準備
前日の夜まで習字をして、翌朝10分で生まれてきた。準備とは、自分らしく生きることだった。
あるある
- 入院バッグを何度も確認する
- 予定日を過ぎても陣痛が来なくて、毎日ソワソワする
- 「早く来い」と思いながら「まだ怖い」という気持ちが同時にある
- 陣痛を促すためにウォーキングや階段を試す
- 仕事のこと、上の子のこと、入院中のことが頭をぐるぐるする
- 雑誌やネットで情報を集めすぎて、かえって不安になる
- 「これが最後の夜か」と思いながら眠れない夜がある
行動として出るもの・症状
- 入院グッズ・ベビー用品を揃える
- 陣痛促進のためにウォーキングをする
- 仕事の引き継ぎ・段取りを整える
- 家族への連絡手順を確認する
- 産院への行き方・連絡先を再確認する
- お守りや験担ぎをする
心の状態
- 期待と不安が入り混じった、不思議な高揚感
- 「本当に大丈夫だろうか」という怖さ
- 仕事を持っている人は、生徒さんやお客さんへの責任感も重なる
- それでも「なんとかなる」「大丈夫」と自分に言い聞かせている
- いよいよ会える、という喜びが怖さを超えていく
書みくじ

気づき・本質
出産の準備は、モノを揃えることだけじゃない。心の準備、仕事の準備、家族への準備——それぞれの立場で、それぞれの「準備」がある。
でも結局、どんなに準備しても、命が生まれる瞬間は予定通りにはいかない。予定日を9日過ぎることもある。前日の夜まで仕事をしていて翌朝10分で生まれることもある。
だから準備とは「完璧を整えること」ではなく「自分らしく、その日まで精一杯生きること」なのかもしれない。大丈夫。すべてうまく回るから。
えつこの体験
かなえのとき
予定日を9日過ぎても、陣痛が来なかった。毎日旦那とウォーキングをして、なんとか降りてきてほしいと願っていた。でもなかなか降りてこなかった。
実家でイカスミのお汁を飲んだら、陣痛が来た。沖縄の食べ物の力を感じた瞬間だった。初めてのことで何を準備していいかわからなかったけれど、たまごクラブで情報をキャッチしながら乗り越えた。
はるとのとき
帝王切開だったから、日程がわかっていた。でも心配だったのは仕事のことだった。当時は英語と習字の教室を経営していて、生徒さんへの責任感があった。
出産前日の夜まで習字をしていた。それが自分なりの準備だった。そして翌朝10時——はるとは10分で生まれてきた。お家起業家としての責任感が、私を最後まで動かしていた。
仕事の準備が、出産の準備だった。それがえつこ流だった。
みんなの体験
「予定日を2週間過ぎて、毎日不安でした。散歩、スクワット、あらゆることを試して。やっと来た陣痛の時は泣きながら夫に電話しました。」(20代・第一子)
「帝王切開が決まってから、日程がわかることへの安心と、手術への怖さが両方ありました。でも先生を信じて、当日は不思議と落ち着いていました。」(30代・第一子)
「入院バッグを3週間前から準備して、毎日中身を確認していました。夫に『また確認してる』と笑われましたが、それが私の安心の儀式でした。」(20代・第一子)
「自営業だったので、出産ギリギリまで仕事をしていました。でもその方が気が紛れてよかった。止まっていたら怖さだけが膨らんでいたと思います。」(30代・第二子)
音声・動画
大丈夫全てうまくまわるから 久美子さんと市番街を歩く
処方箋
- 入院バッグは早めに準備して、あとは気にしない
- 仕事がある人は、早めに引き継ぎの段取りをしておく
- 予定日通りにいかなくても焦らない。赤ちゃんが決めるタイミングがある
- 験担ぎや自分なりのルーティンを大切にする
- 「大丈夫」と声に出して自分に言い聞かせる
小さな肯定
あなたなりの準備が、ちゃんとできている。大丈夫、すべてうまく回るから。
補足・似た考えの偉人・有名人
「準備とは、機会が訪れたときに対応できるようにしておくことだ。」——アブラハム・リンカーン
完璧な準備などない。でも自分らしく、その日まで精一杯生きることが、最高の準備になる。
この道と重なる道
- 妊娠11 帝王切開を決める
- 妊娠12 いよいよその日が来る
- 妊娠7 仕事をどうするか
- 道96 1分先は何が起きても大丈夫
- 道83 流れにのる・想定外を楽しむ
- 道65 基本的な事・習慣

