今日の掘り下げ #014
私は、人を待っていたのではなかった
私は昔から待てる人だったわけではありません。
子どもの頃は、自分の気持ちを我慢することが多い子でした。
兄弟の中でも、自分から前へ出るより、人に合わせることが多かったように思います。
結婚し、子どもが生まれると、初めて「待つこと」の難しさを知りました。
娘は比較的スムーズに育ちましたが、息子はとてもマイペースでした。
同じように育てようとしても、同じようにはいきません。
その時に初めて、
「人には、それぞれのペースがある。」
ということを学びました。
保育士になっても、習字教室でも、それは同じでした。
早くできる子もいれば、ゆっくり進む子もいる。
私は自然と、できる子よりも、少し時間がかかる子へ目が向いていました。
その子が一歩前へ進めた時の喜びは、とても大きかったのです。
コミュニティでも同じでした。
すぐ結果を出す人もいます。
でも私は、少しずつ成長していく人を応援したくなります。
それは、昔の私自身が、決して器用な人ではなかったからかもしれません。
もちろん、失敗もありました。
私のスピードで進めようとしてしまい、
「なんでできないの?」
と思ってしまったこともあります。
でも、そのたびに教えてもらいました。
人には、それぞれのタイミングがあることを。
今では、本を書くことも同じだと思っています。
「もっと早くできたら。」
そう思った時期もありました。
でも、あの4年間があったからこそ、AIと出会い、「人生の図書館」という形につながりました。
振り返ると、あの時間も必要な時間でした。
だから今は思います。
人生には、急いでも早くならないことがあります。
花が咲く季節が違うように、人にもそれぞれの季節があります。
今日の気づき
私は待てる人だったのではない。
一人ひとりには、その人だけの成長するタイミングがあることを、たくさんの人との出会いから学んできたのだった。

