不妊3「周りの妊娠報告がつらい」

おめでとうと言いながら、心の中では泣いていた。

あるある

友人の妊娠報告を聞くたびに、笑顔で「おめでとう」と言う。
でも心の中では泣いている。喜べない自分にも苦しむ。

行動として出るもの・症状

妊娠した人から距離を置く。SNSを見るのがつらくなる。集まりを避ける。笑顔で祝福しながら、帰ってから一人で泣く。

心の状態

喜んであげたい。でも喜べない。その自分が嫌になる。なぜあの人はできて私はできないのだろう。頑張っているのに報われない虚しさ。焦りと罪悪感が同時にくる。

書みくじ

気づき・本質

喜べない自分を責めなくていい。それだけ真剣に命と向き合っている証拠。
人の幸せを喜べる日は必ずくる。今は自分の痛みを大切にしていい。

えつこの体験

不妊治療中。義理姉が紹介した友達が鍼に通って3ヶ月でできた。先生から「かなーよ、天川おどって元気出しなさい」と励まされた。
嬉しいはずなのに、焦った。

義理父が私の母の知り合いママがいるスナックで「子供は作らないで勉強ばかりして」と言った言葉が伝わってきた。
帰ってからトイレで大泣きした。
こんなに頑張っているのに、なぜ周りはこういう風に言うのだろうか。
子どもができなくてノイローゼになりそうだから他のことに気持ちを入れて頑張っているだけなのに。

分かってもらえない悔しさと、治療が効果を現れない辛さ。
何のために自分は子どもを作ろうとしているのか。
なにもかもが馬鹿馬鹿しくなって、一生懸命頑張っている自分が惨めに感じた。

泣きすぎて、目がふくれていた。

みんなの体験

「友人の妊娠報告を聞くたびに気分が落ち込む」「二人目まだ?と聞かれるのがつらい」
不妊治療中の女性が口をそろえて言う言葉。子どもがいる人はみんな敵みたいに感じる時期がある。
それは心が弱いのではなく、それだけ命を真剣に望んでいるから。

音声・動画

処方箋

喜べなかった今日を責めなくていい。今日だけは、自分の悲しみをそのまま感じていい。

小さな肯定

喜べない痛みは、それだけ命を大切に思っている心の証。あなたは十分頑張っている。

補足・似た考えの偉人・有名人

向田邦子さん(自分の内側の葛藤を静かな言葉で残し続けた作家)

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