ドリームハウス&習字教室①
女性の一生 / お家起業 | 宝物スイッチ⑦
ドリームハウス&習字教室①
ありがとうと言う人生から、ありがとうと言われる人生へ
2011年 〜 2012年
習字教室も、英会話も、幼児学園も順調。収入も安定し、家も建ち、子どもたちも元気に育つ。 周りから見れば、幸せそのものでした。そんな暮らしの中で、ふと、一つの問いが生まれます。——「私の生きがいは、何だろう」。
この章は、その小さな問いから始まった、ドリームハウスの物語です。習字教室と同時に育っていった、数年の歩みを、宝物スイッチの10段階に沿って振り返ります。
その場にとどまる
幸せの中に芽生えた、小さな問い
習字教室、英会話教室、幼児学園も順調に進み、毎月およそ三十万円の収入が、安定していました。 家も建ち、子どもたちも元気に育ち——周りから見れば、幸せそのものだったと思います。
でも、そのころ、私は不正出血が続いていました。「このままの働き方では、いけないのではないか」。 そんな不安が、心の奥に芽生えはじめます。
さらに、いつか子どもたちが県外へ巣立ち、夫婦二人になった未来を思い描いたとき、ひとつの問いが生まれました。 「私の生きがいは、何だろう。」
ワクワクする
コーチングとの出会い
迷ったときには、ブログを読んだり、人の話を聞いたり。 そうしているうちに、私はコーチングやヒプノセラピーに出会いました。
占いには、興味がありませんでした。でも、このころは本当に悶々としていて—— 「何か、人生を変えるヒントがあるなら、知りたい」。そんな思いで、学びはじめたのです。
夢中になる
「ありがとうと言われる人生へ」
セッションの中で、潜在意識から浮かんできた言葉がありました。 「おうちで」「女性限定」「みんなのために」「情報交換」。そして—— 「ありがとうと言う人生から、ありがとうと言われる人生になりたい。」
そこで私は、りえさん、みくりん、しまぴーの三人に声をかけました。 「もし三人とも賛成してくれたら、始めよう」。 そう決めて開いたランチ会で、三人とも「やろう」と言ってくれたのです。
その瞬間、ドリームハウスが動き始めました。
繰り返す・工夫する
三人と、夢を語った二か月
八月から十月までの、およそ二か月間。ドリームハウスは、まだ始まっていません。 それでも私たちは何度も集まり、夢を語り、お互いの話を聞きながら、準備を重ねました。
出会ったばかりとは思えないほど、信頼が深まっていく。 まるで、五年も一緒に活動してきたような絆が生まれました。
実は私は、子どもは得意でしたが、大人の女性は少し苦手でした。 だからこそ、一人ひとりが安心できる場づくりを、何より大切にしたのです。
新しいイメージが生まれる
2011年・ドリームハウス始動
二〇一一年、ドリームハウスがスタートしました。 午前中はドリームハウス。午後三時半からは、いつも通りの習字教室。
最初は、別々の活動でした。でも、どちらも「人が成長する場」という、同じ想いで動いている。 二つの活動が、少しずつ重なりはじめました。
いろんな角度から磨く
さまざまな先生が、仲間に
口コミで、少しずつ人が集まりはじめました。 ヨガ講師、お花の先生、カービング、プリザーブドフラワー、話し方講師—— さまざまな先生方が、仲間になっていきます。
子育て中のお母さんたちも加わり、それぞれの得意を生かして活躍できる場が、生まれていきました。
自信になる
学びが、習字教室にも広がる
ドリームハウスで学んだことは、習字教室にも広がっていきました。 それまでの習字教室は、習字と英会話が中心でしたが—— 樹脂アクセサリー講座、島ぞうりアート、夏休み工作教室。 ドリームハウスの講師が担当し、習字教室の子どもたちも参加できるようになりました。
子どもも、大人も、それぞれの世界が、少しずつつながりはじめたのです。
軸が立つ
平成24年2月・二つの文化祭
平成二十四年二月。私たちは初めて、ドリーム文化祭を開きました。 同時に、習字教室でも習字文化祭を開催。 約二百人が来場し、駐車場がいっぱいになるほどの、大盛況となりました。
習字教室の保護者が、ドリームハウスへ。ドリームハウスに来た方が、習字教室や英会話教室へ。 活動同士が自然につながり、大きな相乗効果が生まれました。
形にする
「教室」から「みんなの居場所」へ
子ども、大人、講師、保護者。それぞれがつながり、一つのコミュニティが育っていきました。
「教室」ではなく、みんなが安心して集まり、学び合い、応援し合える場所が、かたちになっていったのです。
自分のものになる
ありがとうと言われる人生へ
最初は、習字教室の延長として、ビジネスになるかもしれない——そう思って始めたドリームハウスでした。
でも、参加した人たちが笑顔で帰り、「ありがとう」と言ってくださる。 その姿を見つづけるうちに、私は気づきました。
「私の、生きがいなんだ。」
そう思えた瞬間、肩の力が、ストンと抜けました。 「ありがとうと言う人生から、ありがとうと言われる人生へ」。 その想いが現実となり、ドリームハウスと習字教室は、お互いを支え合いながら成長していく、新しい人生の土台になりました。
ありがとうと言われる人生へ
順調な暮らしの中で芽生えた、「私の生きがいは何だろう」という小さな問い。 その問いが、仲間との出会いを経て、みんなが安心して集まれる場所になりました。 習字教室と、ドリームハウス。二つは、お互いを支え合いながら育っていきます。
——習字教室と支え合いながら、新しい人生の土台が生まれました。

