名前は、この子への最初のプレゼント。
あるある
- 名前の本を何冊も買って、ページがボロボロになる
- 夫婦で全然違う名前が好きで、なかなか決まらない
- 画数が気になって姓名判断に頼る
- 呼びやすさ・書きやすさ・読みやすさ、全部考えてしまう
- 生まれる前から呼んでいた名前が、顔を見たら違う気がした
- 親の一文字を入れるかどうか、家族で議論になる
- 名前が決まったとたん、急にリアルになる
行動として出るもの・症状
- 名前候補をノートにリストアップする
- 姓名判断・画数を調べる
- たまごクラブや育児雑誌で名前特集を熟読する
- 「この字いいな」と思っても読み方が難しすぎて悩む
- 夫や家族と何度も話し合う
- 生まれてから顔を見て最終決定する
心の状態
- この子にどんな人生を歩んでほしいか、考え始める
- 名前ひとつに、全部の願いを込めたくなる
- 待望の命であればあるほど、簡単には決められない
- 名前を呼ぶたびに、愛しさがあふれる
- まだ見ぬわが子への手紙を書くような気持ち
書みくじ

気づき・本質
名前は、親がこの子に贈る最初の言葉。そこには願いがあり、愛がある。
どんな人生を歩んでほしいか。どんな人になってほしいか。名前を考えるとき、人は初めて「親」として我が子の未来を想像する。
苦労して授かった命であればあるほど、その名前には重さが増す。それは重荷ではなく、愛の深さそのものだ。
そして——生まれてきた顔を見て「この子はこの名前だ」と感じる瞬間がある。頭で決めるのではなく、心が決める。それが本当の名前との出会いかもしれない。
えつこの体験
かなえのとき
最初に考えていたのは「夢乃(ゆめの)」という名前だった。夢をつけたかったから。でも生まれる直前に、たまごクラブで「夢(かなえ)」という名前を見つけた。「あー、いいな」と思った。
迷っていたから、生まれてから顔を見て決めようと思っていた。生まれてきた顔を見たら——「夢乃」じゃなかった。「かなえ」の顔をしていた。だからそうした。
あれから30年。病院でも大学でも、名前を呼ばれるたびに「とても素敵な名前ですね」と言ってもらえる。そのたびに私まで褒められているような気持ちになる。当時は当て字も珍しかったけど、今でも誇らしい。
はるとのとき
9年の不妊治療を経てやっと授かった待望の長男だった。だから、かなえのときとは全然違った。「いい名前だな」で決められなくなっていた。この子には幸せになってほしい——その気持ちが強すぎて、簡単には決めきれなかった。
旦那はずっと「良」の字をつけたいと言っていた。最初は「良大」という案も出たけど、私も娘も気乗りしなかった。「良はなくてもいい」という空気になってきた頃、3人が一致したのは「はると」という響き。その音に合わせて漢字を探していき、姓名判断も参考にして「元耀(はると)」と決めた。
漢字は少し難しかったかもしれない。でも画数的にはとてもいい。この子の幸せを、全部込めた。
みんなの体験
「夫と全然違うセンスで、200個くらいリストを作りました。最終的に決まったのは、病院からの帰り道にふと浮かんだ一言でした。」(30代・第一子)
「姓名判断に3回行きました。画数がいい名前と、自分が呼びたい名前が全然違って。結局、呼びたい名前を選びました。毎日呼ぶのは私だから、と思って。」(20代・第二子)
「流産を経験してからの妊娠だったので、名前を考えることがこんなに幸せなことだと初めて気づきました。当たり前じゃなかったんだって。」(30代・第二子)
「生まれる前から名前で呼んでいたら、お腹の中で反応する気がして。名前って、もう関係の始まりなんだなと思いました。」(20代・第一子)
音声・動画
苦手なことをやりにきた (愛は心の中に)
処方箋
- 夫婦でそれぞれ「この子に贈りたい言葉」を書き出してみる
- 画数や意味だけでなく、声に出して呼んでみる
- 急がなくていい。生まれてから顔を見て決めてもいい
- 名前を考える時間を、この子との最初の対話として楽しむ
- 決まらなくて当然。それだけ真剣に愛しているということ
小さな肯定
迷った分だけ、愛が深い。その名前には、あなたの全部が入っている。
補足・似た考えの偉人・有名人
「名前は、その人への最初の祈りである。」
日本には古来「言霊(ことだま)」という考え方がある。言葉には魂が宿り、名前はその人の人生に影響を与えるという思想。えつこさんが「名前はその子の人生に影響する」と感じるのは、この感覚と深くつながっている。
この道と重なる道
- 妊娠1 妊娠がわかった日
- 妊娠8 初めて胎動を感じた日
- 妊娠13 命が生まれた瞬間、はじめて抱いたわが子
- 道84 人に伝える(気持ちを言語化する)
- 道74 具体的に形にする
- 道97 慈悲の愛・かなさんどー

