妊娠5 お金の不安
お腹は大きくなる。でも収入は減っていく。それでも、なんとかなると信じていた。
あるある
- 出産費用・入院費・ベビー用品…計算するたびに不安になる
- 仕事を辞めなければならない状況になり、収入がゼロになる
- アパートの家賃・生活費・マタニティ用品、全部がお金にみえる
- 旦那一人の収入で大丈夫だろうかと心配になる
- 「節約しなきゃ」と思いながら、赤ちゃんグッズに目が止まる
- 産休・育休が取れず、職場を去らなければならない悔しさ
- 「早く働きたい」と思いながら、体が動かせない焦り
行動として出るもの・症状
- 家計簿をつけ始める・節約を意識し始める
- 出る物を減らし、入る物を増やすことを考える
- おさがりをもらう・フリマを活用する
- 仕事を辞める・休職する
- 旦那に頼ることへの葛藤と感謝が交差する
- 「いつから働けるか」を逆算し始める
心の状態
- 好きな仕事を手放す悔しさ・寂しさ
- 旦那に甘えていいのかという遠慮と安堵
- 「自分で稼がなければ」という焦り
- じっとしていられない・何かしていないと気が済まない
- それでも「なんとかなる」と自分に言い聞かせている
書みくじ 第85番

気づき・本質
お金の不安は、生きようとする力の裏側にある。不安を感じるのは、この子を守りたいからだ。
「出る物を減らし、入る物を増やす」——シンプルだけど、これがお金と向き合う基本。妊娠中にこの感覚を掴んだ人は強い。
じっとできない性格は、弱さじゃない。何かしていないと気が済まない、その力が後の人生を作っていく。お腹が大きくても、頭の中はすでに動いている。その「動こうとする心」が、やがて自分の道を切り開く。
誰かに甘えることも、工夫のひとつ。旦那の「体だけ考えて」という言葉を素直に受け取れたことが、あの時期を乗り越えた力になった。
えつこの体験
切迫早産で入院することになった。保育士の仕事が好きだったのに、辞めなければならなくなった。当時は産休も育休もなかった。同僚に「辞めてからまた来たら?」と言われて——きっと園長の声だったと思う——あー、辞めないといけないのかと、残念だった。落ち込んだ。
でも旦那が「自分が頑張るから、体だけ今は考えておいて」と言ってくれた。その言葉が嬉しかった。素直に甘えた。
結婚してアパート暮らしになり、お金もかかるとわかってきた頃。お腹はどんどん大きくなる。節約しながら、なんとかなると頑張っていた。
そのときからずっと、私の頭の中には「自分で稼ぐ」しかなかった。出る物は減らし、入る物を増やす——その考え方で日々を過ごしていた。じっとできない性格だったし、若かったから、何かしていないと気が済まなかった。あの頃の「動こうとする心」が、今の私につながっている気がする。
みんなの体験
「妊娠がわかった途端に会社を辞めることになって、収入がゼロに。旦那の給料だけで生活するのが怖くて、毎日家計簿をつけていました。」(20代・第一子)
「出産費用を調べたら思ったより高くて震えました。でも出産一時金や補助金を調べていくうちに、意外となんとかなるとわかってきた。知ることが一番の節約でした。」(30代・第一子)
「仕事を続けたかったけど、切迫で安静になって断念。悔しかったけど、その時間に手作りのベビーグッズを作り始めたら、それが今の仕事につながりました。」(30代・第二子)
「夫に頼るのが申し訳なくて、毎月家計報告をしていました。でも夫に『そんなことしなくていい、一緒に考えよう』と言われて、肩の荷が下りました。」(20代・第一子)
音声・動画
10代から50代までの私の幸せは
処方箋
- まず「出る物」を書き出す。見えると怖くなくなる
- 使える制度(出産一時金・育児給付金など)を調べる
- 旦那に甘えることは、弱さじゃない。今だけ頼っていい
- じっとできない自分を責めない。その力は必ず活きる
- 「なんとかなる」は根拠のない楽観じゃない。工夫した分だけ道は開く
小さな肯定
不安を感じながらも工夫しようとしているあなたは、もう十分強い。
補足・似た考えの偉人・有名人
「倹約は大きな収入である。」——キケロ(古代ローマの哲学者)
お金の不安は、時代を超えて誰もが経験してきた。でも工夫した人だけが、その先の景色を見られる。
この道と重なる道
- 妊娠7 仕事をどうするか
- 妊娠10 出産への準備
- 道20 お金と心はつながっている
- 道52 暮らしが回る
- 道81 育てるお金に進化
- 道28 自分で抱え込む
- 道73 委ねる・信頼する

