不妊10 泣いた分だけ優しくなれる

苦しんだ分だけ、人の気持ちがわかるようになる。

あるある

あの苦しい時期は何のためだったのだろう。でも今なら分かる。
あの痛みがあったから、人の痛みがわかるようになった。

行動として出るもの・症状

不妊で苦しんでいる人の話を聞くと、胸が痛くなる。寄り添いたくなる。
アドバイスより先に、ただそばにいたくなる。

心の状態

あの頃の自分を思い出す。同じ痛みを持つ人を見ると、放っておけない。
泣いた分だけ、人に優しくなれた気がする。

書みくじ

気づき・本質

不妊という一つの経験の中に、これだけの要素が全部入っている。

原因不明の苦しさ。自分の体と向き合う時間。毎月の希望と絶望の繰り返し。お金の不安。
身内からの無神経な言葉。誰にも言えない孤独。夫婦の絆。あらゆる手を尽くす全力。それでも諦めない心。

だから不妊を経験した人は、人生のほぼ全ての痛みを知っている。
身体の痛み、心の痛み、孤独の痛み、お金の痛み、関係の痛み、待つ痛み。

それを全部経験したから、どんな人の話を聞いても「わかる」と言える。

だから不妊の人は優秀な患者さんで、優秀なお医者さんになれる。人の痛みが分かるから。

泣いた分だけ優しくなれる。それは本当のことだった。

そしてこれが、今の「聞く力」の全部になっている。生きてきたことが、あとからつながる。

えつこの体験

病院を漂流していた頃、こんな言葉が降りてきた。
「不妊の人は優秀な患者さん。優秀な患者さんは優秀なお医者さんになれる。人の痛みが分かるから。」

その時は意味が分からなかった。でも今なら分かる。

トイレで泣いた回数だけ、人の涙がわかるようになった。
生理が来るたびに崩れ落ちた経験が、同じ苦しみを持つ人への共感になった。


「本当に駄目だったと思ったら涙が出てきてお泣きした。もう立ち直れないくらい」

9年間の不妊治療の中で、私は「聞く力」を育てていた。アドバイスしない。教えようとしない。まずそばにいる。
それが今のコミュニティの土台になっている。

あの苦しさがなければ、今の私はいない。泣いた分だけ優しくなれる。それは本当のことだった。

みんなの体験

「あの経験があったから、人の痛みがわかるようになった」
不妊治療を経た女性が口をそろえて言う言葉。苦しんだ経験は、必ず誰かの力になる。
あなたの涙は無駄ではなかった。

音声・動画

簿記・動画編集・ペン字は似ている

処方箋

今日、自分が泣いた経験を一つ思い出してみる。
その経験が、誰かの力になっていることを知ってほしい。

小さな肯定

あなたが泣いた分だけ、あなたは優しくなっている。その優しさは本物だった。

補足・似た考えの偉人・有名人

ヘレン・ケラー(苦しみを乗り越えた経験が、世界中の人への共感につながった)

この道と重なる道

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